「YouTubeを始めたいけれど、いまのパソコンでは動画編集がカクカクして話にならない」「Premiere ProやDaVinci Resolveで4K素材を扱うと、プレビューが止まってしまう」「書き出し(エンコード)に何十分もかかって、投稿のテンポが落ちる」——動画編集用のパソコン選びでつまずく人は本当に多いです。動画編集は、文章作成やネットサーフィンとはまったく次元の違う負荷がパソコンにかかる作業だからです。とくにYouTube向けの編集では、長尺の素材、複数トラックの重ね合わせ、テロップやエフェクト、カラーグレーディング、そして高画質での書き出しまで、CPU・メモリ・SSD・GPU(グラフィックボード)のすべてに高い性能が要求されます。
結論から言えば、動画編集・YouTube用のデスクトップパソコンを選ぶうえで重視すべき要素は、(1)書き出し・エンコード速度を左右するCPU(Core i7やRyzen 7クラス)、(2)タイムラインの安定動作を支えるメモリ(最低16GB、4K編集なら32GB)、(3)素材保存と読み書き速度に直結する大容量のSSD(NVMe)、(4)プレビューや書き出しを支援するGPU(RTXシリーズが有利)の4点に集約されます。本記事ではこの4つの観点を軸に、2026年最新の動画編集向けデスクトップPCを厳選し、ランキング形式で14台ご紹介します。
先に総合1位だけお伝えしておくと、GALLERIA XA7C(Core i7-13700F・RTX 4070 Ti・メモリ32GB・SSD 1TB)です。4K動画編集もサクサクこなせる圧倒的な処理性能を備え、Premiere ProでもDaVinci Resolveでも快適にレンダリング・書き出しが行える、まさに本気でYouTubeに取り組む人のための最強機です。とはいえ予算や用途は人それぞれ。10万円以下の入門機から50万円クラスのハイエンドまで、あなたの編集スタイルに合った1台が必ず見つかるよう、選び方からFAQまで徹底的に解説していきます。
動画編集向けデスクトップPCの選び方
動画編集用のパソコンを選ぶとき、多くの人が「とにかく値段が高ければ快適なんでしょ?」と考えがちですが、それは半分正解で半分間違いです。動画編集の快適さは、CPU・メモリ・SSD・GPUという4つのパーツのバランスで決まります。どれか一つだけが突出していても、他がボトルネックになれば全体の性能を発揮できません。ここでは、後悔しないデスクトップパソコン選びのために、押さえておくべきポイントを項目別にじっくり解説します。読み終えるころには、スペック表の数字を見ただけで「これは動画編集に向くか」を自分で判断できるようになるはずです。
CPU:書き出し・エンコード速度を決める心臓部
動画編集において、CPUは「心臓部」とも言える最重要パーツです。とくに編集後の書き出し(エンコード)や、エフェクトを適用した際のレンダリング処理は、CPUの性能が速度を大きく左右します。CPUのコア数とスレッド数が多いほど、複数の処理を同時並行でこなせるため、エンコードにかかる時間が短くなります。同じ10分の動画でも、性能の低いCPUなら書き出しに30分以上かかるのに対し、高性能CPUなら数分で終わることも珍しくありません。投稿のテンポを重視するYouTuberにとって、この差は致命的です。
目安として、本格的にYouTube動画編集をするならIntel Core i7またはAMD Ryzen 7以上を選びたいところです。フルHD中心のライトな編集であればCore i5やRyzen 5でも十分対応できますが、4K素材を扱う、長尺動画を頻繁に書き出す、複数のエフェクトを重ねるといったヘビーな使い方をするなら、Core i7-13700FやCore i7-14700、Ryzen 7クラスのCPUが安心です。CPUの世代(型番の頭の数字)が新しいほど、同じコア数でも処理効率が上がっている点も覚えておきましょう。Core i7-14700なら「14」が世代、Core i7-13700Fなら「13」が世代を示します。
メモリ:最低16GB、4K編集なら32GBが基準
メモリ(RAM)は、編集作業中にパソコンが一時的にデータを置いておく「作業机」のようなものです。机が広ければ多くの素材やソフトを同時に広げて作業できますが、狭いとすぐに散らかって作業効率が落ちます。動画編集では、タイムライン上の素材、プレビュー映像、エフェクトのキャッシュなど、大量のデータをメモリ上で扱うため、容量不足はそのまま動作のカクつきやソフトの強制終了につながります。
結論として、動画編集用のデスクトップパソコンならメモリは最低でも16GBを確保してください。フルHDの短尺動画やカット中心の編集であれば16GBでも作業可能です。ただし、4K動画を編集する、複数トラックを重ねる、Premiere ProとPhotoshopなどを同時に立ち上げるといった使い方をするなら、32GBを強くおすすめします。本記事の上位機種が軒並み32GBを搭載しているのは、これが理由です。32GBあれば、4K編集でもプレビューがもたつきにくく、ストレスの少ない快適な編集環境が手に入ります。将来的にメモリを増設できる拡張性があるかどうかも、デスクトップを選ぶうえで見逃せないポイントです。
SSD:素材保存の容量と読み書き速度の両立
動画ファイルは非常に容量が大きく、とくに4K素材ともなれば数分の映像で数GB~数十GBに達します。そのため、ストレージは大容量かつ高速なSSD、できればNVMe接続のSSDを選ぶのが鉄則です。従来のHDD(ハードディスク)に比べ、SSDは読み書き速度が圧倒的に速く、素材の読み込みやプロジェクトの保存、書き出しまでのあらゆる場面で待ち時間を短縮してくれます。とくにNVMe SSDはSATA接続のSSDよりさらに高速で、大量の素材を扱う動画編集では体感差が大きく出ます。
容量の目安としては、最低でも512GB、できれば1TB以上が安心です。OSや編集ソフト、素材、書き出した完成動画を保存していくと、容量はあっという間に埋まります。本記事の上位機種が1TBのSSDを搭載しているのは、動画編集における容量の重要性を反映したものです。なお、デスクトップパソコンはストレージの増設がしやすいのも大きな魅力。本体内蔵のSSDを起動用・作業用にし、外付けHDDや増設したストレージを素材の長期保管用にする、といった運用も簡単にできます。拡張性の高いタワー型なら、後からSSDを追加して作業領域を広げることも可能です。
GPU(グラフィックボード):プレビューと書き出しを支援、RTXが有利
GPU(グラフィックボード/グラボ)は、ゲーム用というイメージが強いかもしれませんが、動画編集でも非常に重要な役割を果たします。Premiere ProやDaVinci Resolveといった編集ソフトは、GPUによるハードウェアアクセラレーションに対応しており、GPUが優秀だとプレビュー再生が滑らかになり、エフェクトの適用やカラーグレーディング、書き出し(エンコード)が高速化します。とくにDaVinci ResolveはGPUの性能をフルに活用するソフトとして知られ、グラフィックボードの差が編集体験に直結します。
動画編集におすすめなのは、NVIDIAのGeForce RTXシリーズです。RTXシリーズは「NVENC」という強力なハードウェアエンコーダーを搭載しており、書き出し時間を大幅に短縮できます。本記事の総合1位GALLERIA XA7CはRTX 4070 Tiという上位GPUを搭載し、4K編集や重いエフェクト処理も余裕でこなします。AMDのRadeon RXシリーズも動画編集に対応しており、2位のマウス G TUNE DGが搭載するRadeon RX 9060 XT(16GB)のように、大容量VRAMを持つGPUは4K編集で有利です。一方、ライトなフルHD編集であれば、RTX 4060クラスでも十分快適に作業できます。GPUを搭載しないモデル(CPU内蔵グラフィックのみ)でもカット編集程度なら可能ですが、本格的な動画編集ではグラフィックボード搭載機を選ぶのが賢明です。
解像度別(フルHD/4K)に必要な性能
自分が扱う動画の解像度によって、必要なパソコンの性能は大きく変わります。フルHD(1920×1080)の編集であれば、Core i5~i7・メモリ16GB・RTX 4060クラスのGPUがあれば、複数トラックを重ねても快適に作業できます。多くのYouTube動画はフルHDで投稿されているため、まずはこのクラスを狙うのが現実的です。本記事でいえば5位のNEWLEAGUE(Ryzen 5 5500・RTX 4060・16GB)あたりが、フルHD編集の入口として十分な性能を持っています。
一方、4K(3840×2160)での編集は、フルHDの4倍の情報量を扱うため、要求される性能が一気に跳ね上がります。4K編集を快適にこなすなら、Core i7以上・メモリ32GB・RTX 4070クラス以上・NVMe SSD 1TBを目安にしてください。総合1位のGALLERIA XA7Cは、まさにこの4K編集を快適にこなすために設計されたスペックです。4K素材をそのまま編集すると重い場合は、低解像度のプロキシ(代替)ファイルを生成して編集する手もありますが、ハイスペックなパソコンならプロキシなしでも快適に編集できます。「いまはフルHDだけど、いずれ4Kにも挑戦したい」という人は、最初から余裕のあるスペックを選んでおくと長く使えます。
拡張性とモニター環境
デスクトップパソコンの大きな魅力は、ノートパソコンに比べて拡張性が高いことです。メモリの増設、SSDの追加、グラフィックボードの換装などが比較的容易で、購入後に性能を強化していけます。動画編集は年々素材が高画質化し、ソフトも重くなっていくため、「あとからパーツを足して延命できる」拡張性は長期的なコストパフォーマンスに直結します。とくにタワー型のデスクトップは内部スペースに余裕があり、4位のHP OmniDeskタワーや4位クラスの機種のように、長く使い続けたい人に向いています。
また、動画編集ではモニター環境も作業効率を大きく左右します。タイムラインとプレビューを広く表示できる大画面・高解像度のモニターがあると、テロップの配置やカラーの確認がしやすくなります。デスクトップなら好きなモニターを自由に選べるのも利点です。7位のDell一体型27型のように、最初から大画面ディスプレイがセットになった一体型(オールインワン)PCは、配線がすっきりして設置も簡単。デスク周りをシンプルにしたい人や、別途モニターを用意する手間を省きたい人には一体型が便利です。さらに、編集効率を極めたい人はデュアルモニター(2画面)構成も検討するとよいでしょう。タワー型なら複数のモニター出力に対応しやすく、拡張の自由度が高くなります。
予算別の選び方
最後に、予算別の選び方を整理しておきます。10万円前後なら、入門・カット編集中心の用途に向きます。11位のDARUMAPCや12位・13位のNEWLEAGUEのように、Core i5やRyzen 5・メモリ16GBクラスで、テロップ入れやカット編集をこなせる構成です。これから動画編集を始める初心者の最初の1台として最適です。
15万~20万円のミドルクラスになると、GPU搭載機が選べるようになり、フルHD編集が本格的に快適になります。3位のTITAN GAMING(RTX 5060・32GB)や5位のNEWLEAGUE(RTX 4060)が好例で、コスパを重視しつつしっかり動画編集をしたい人にぴったりです。そして30万円以上のハイエンドクラスは、4K編集やプロ並みの作業を視野に入れた本格派向け。総合1位のGALLERIA XA7Cや2位のマウス G TUNE DGがこのゾーンで、最高の編集環境を求めるなら投資する価値があります。自分の編集スタイルと将来の展望を踏まえ、無理のない範囲で「少し余裕のあるスペック」を選ぶのが、長く快適に使うコツです。
動画編集向けデスクトップPC 比較表
まずは今回ご紹介する14台のスペックと価格目安を一覧で比較してみましょう。CPU・メモリ・GPU・価格・動画編集適性をまとめました。気になる機種があれば、後半の詳細解説とあわせてチェックしてみてください。
| 順位 | 商品名 | CPU | メモリ | GPU | 価格目安 | 動画編集適性 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 32GBメモリと1TB SSDで制作データが増えても扱いやすい | 3年保証付きで高額モデルでも選びやすい | — | — | — | — |
| 2位 | TITAN GAMING | Ryzen 7 5700X | 32GB | RTX 5060 | 約196,000円 | 新世代GPU+32GBで高コスパ |
| 3位 | HP OmniDesk タワー | Core i7-14700 | 32GB | — | 約199,800円 | 32GB+拡張性で長く使える |
| 4位 | NEWLEAGUE | Ryzen 5 5500 | 16GB | RTX 4060 | 約179,800円 | フルHD編集に十分 |
| 5位 | FMV 一体型 | Ryzen 7 | 16GB | — | 約263,200円 | 国産一体型、軽い編集 |
動画編集・YouTubeにおすすめのデスクトップパソコン5選
ここからは、いよいよランキング形式で14台を詳しく解説していきます。各製品のCPU・メモリ・GPUといったスペックから、動画編集における具体的な適性、メリット・デメリット、そして「こんな人におすすめ」という観点まで、購入の判断材料になる情報を余すところなくお伝えします。あなたの予算と編集スタイルに合った1台を見つけてください。
【1位】mouse G TUNE DG|制作もゲームも伸ばせる高性能オールラウンダー
重い動画編集やRAW現像、3D制作ではCPUだけでなくGPUと32GB級メモリの余裕が作業待ちを減らします。
mouse G TUNE DGはRyzen 7 5700XとRX 9060 XT 16GB、32GBメモリ、1TB SSDをまとめて備え、書き出しやプレビューのもたつきを抑えやすい構成です。
長くメイン機として使える余力を重視するなら、まず1位から見ていくのが失敗しにくい選び方です。
- 32GBメモリと1TB SSDで制作データが増えても扱いやすい
- 独立GPU搭載で動画編集・画像処理・3D系まで守備範囲が広い
- 3年保証付きで高額モデルでも選びやすい
【2位】TITAN GAMING(Ryzen 7 5700X搭載モデル)
3位は、コストパフォーマンスに優れたTITAN GAMINGです。CPUにRyzen 7 5700X、GPUに新世代のRTX 5060、メモリ32GBを搭載しながら、価格は約196,000円。32GBの大容量メモリと新世代GPUの組み合わせをこの価格帯で実現している点が、抜群のコスパとして光ります。
Ryzen 7 5700Xは8コアの高性能CPUで、書き出しやレンダリングをスムーズにこなします。さらにメモリ32GBがあれば、4K編集や複数トラックの作業でもタイムラインが安定。新世代のRTX 5060はNVENCエンコーダーを備え、書き出しの高速化に貢献します。20万円前後で「メモリもGPUもしっかり欲しい」という欲張りな要望に応える、コスパ重視派の本命機です。
- メリット:32GBメモリ+新世代RTX 5060で高コスパ/Ryzen 7 5700Xで書き出しも快適/20万円前後で本格編集が可能
- デメリット:最上位機種ほどの余裕はない/重い4K編集の連続作業ではハイエンド機に一歩譲る
- こんな人におすすめ:コスパ良く本格的な動画編集を始めたい人/メモリ32GBを予算内で確保したい人
【3位】HP OmniDesk タワー(HP)
4位は、世界的PCメーカーHPのOmniDesk タワーです。最新世代のCore i7-14700、メモリ32GB、SSD 1TBを搭載し、価格は約199,800円。タワー型ならではの高い拡張性と、32GBの大容量メモリを備え、「長く使える編集機」として高く評価できる1台です。
Core i7-14700は最新世代の高性能CPUで、書き出し・エンコードを高速にこなします。メモリ32GBにより4K編集や複数ソフトの同時起動も安定。タワー型のため、後からグラフィックボードを追加したりSSDを増設したりと、用途の拡大に合わせてカスタマイズできるのが大きな強みです。「将来的にGPUを足して4K編集を強化したい」「素材保存用にストレージを増やしたい」といった成長を見越したパソコン選びをしたい人にぴったりです。
- メリット:最新Core i7-14700+メモリ32GBで処理が速い/タワー型で拡張性が高い/HPブランドの信頼性
- デメリット:標準構成ではGPUを別途追加する想定/本格的な4K編集には後からグラボ増設が望ましい
- こんな人におすすめ:拡張しながら長く使いたい人/CPU性能とメモリ容量を重視する人
【4位】NEWLEAGUE(Ryzen 5 5500・RTX 4060搭載モデル)
5位は、コスパに定評のあるNEWLEAGUEのGPU搭載モデルです。CPUにRyzen 5 5500、GPUにRTX 4060、メモリ16GB、SSD 1TBを搭載し、価格は約179,800円。GPU入りでフルHD編集に十分な性能を持ちながら、20万円を切る価格を実現しています。
RTX 4060はミドルクラスながらNVENCエンコーダーを搭載しており、フルHD動画の書き出しやプレビューを快適にこなします。メモリ16GBとSSD 1TBもあり、フルHD中心のYouTube動画編集であれば不足を感じることはほとんどありません。「本格的なGPU搭載機が欲しいけれど、予算は20万円以内に抑えたい」というフルHD編集ユーザーにとって、バランスの取れた魅力的な選択肢です。
- メリット:RTX 4060搭載でフルHD編集が快適/SSD 1TBで素材保存も安心/20万円以内で買えるコスパ
- デメリット:メモリ16GBのため4K編集ではやや力不足/重い作業では上位機に劣る
- こんな人におすすめ:フルHD中心でYouTube編集をする人/GPU搭載機を手頃な価格で手に入れたい人
【5位】FMV 一体型デスクトップ(富士通)
10位は、国産メーカー富士通のFMV 一体型デスクトップです。CPUにRyzen 7、メモリ16GBを搭載し、3年保証付きで価格は約263,200円。国産メーカーならではの品質と手厚いサポート、長期保証が大きな魅力の一体型PCです。
Ryzen 7は複数コアを備えた性能の高いCPUで、フルHDの編集や軽めの動画制作を快適にこなします。メモリ16GBもあり、テロップ入れやカット編集、短~中尺のYouTube動画であれば十分対応可能。一体型でディスプレイ一体・配線すっきりという扱いやすさに加え、3年保証で長く安心して使える点が、国産品質を重視する人に響きます。「パソコンに詳しくないので、国産メーカーのサポートがある一体型で軽い編集を始めたい」という人に最適な1台です。
- メリット:国産富士通で3年保証の安心感/Ryzen 7で軽い編集は快適/一体型で扱いやすい
- デメリット:専用GPU非搭載で4K編集には不向き/一体型のため拡張性は限定的
- こんな人におすすめ:国産メーカーの安心感を重視する人/軽い編集を一体型で行いたい人
よくある質問(FAQ)
Q1. 動画編集に必要なメモリは何GBですか?
動画編集用のデスクトップパソコンなら、最低でも16GBを確保してください。フルHDの短尺動画やカット中心の編集であれば16GBで作業できます。ただし、4K動画の編集や複数トラックを重ねる作業、Premiere ProとPhotoshopを同時起動するような使い方をするなら32GBを強くおすすめします。メモリが不足すると、タイムラインの動作がカクついたり、プレビューがもたついたり、最悪の場合ソフトが強制終了することもあります。本記事の上位機種が32GBを搭載しているのはこのためです。将来的にメモリを増設できる拡張性があるかも確認しておくとよいでしょう。
Q2. 動画編集にGPU(グラフィックボード)は必要ですか?
本格的な動画編集をするなら、GPU(グラフィックボード)はあった方が圧倒的に快適です。Premiere ProやDaVinci ResolveはGPUによる支援に対応しており、GPUが優秀だとプレビュー再生が滑らかになり、エフェクト処理や書き出し(エンコード)が高速化します。とくにNVIDIAのRTXシリーズはNVENCという強力なエンコーダーを備え、書き出し時間を大幅に短縮できます。一方、カット編集やテロップ入れ程度のライトな作業であれば、CPU内蔵グラフィックのみのモデルでも対応可能です。「どこまで本格的にやるか」で必要性が変わるため、4K編集やエフェクトを多用するならGPU搭載機(RTX 4060以上が目安)を選びましょう。
Q3. 4K動画の編集にはどれくらいのスペックが必要ですか?
4K(3840×2160)はフルHDの4倍の情報量を扱うため、高いスペックが必要です。目安はCore i7以上のCPU・メモリ32GB・RTX 4070クラス以上のGPU・NVMe SSD 1TBです。本記事の総合1位GALLERIA XA7C(Core i7-13700F・RTX 4070 Ti・32GB・1TB)は、まさに4K編集を快適にこなすために設計された構成です。4K素材が重く感じる場合は、低解像度のプロキシファイルを生成して編集する方法もありますが、ハイスペック機ならプロキシなしでも快適に作業できます。「今後4Kにも挑戦したい」なら、最初から余裕のあるスペックを選んでおくのがおすすめです。
Q4. 動画編集はノートパソコンとデスクトップのどちらがいいですか?
持ち運びが不要なら、動画編集にはデスクトップパソコンがおすすめです。理由は3つあります。1つ目は、同じ価格帯ならデスクトップの方が高性能なパーツを搭載でき、コスパが良いこと。2つ目は、拡張性が高く、メモリやSSD、GPUを後から増設・換装できること。動画編集は素材が高画質化していくため、長く使ううえで拡張性は大きな武器です。3つ目は、放熱性に優れ、長時間の書き出しでも安定して性能を発揮できること。一方、外出先でも編集したい人や省スペースを重視する人にはノートにも利点があります。自宅で本格的に編集するなら、デスクトップが断然有利です。
Q5. 動画編集用パソコンの予算はどれくらい見ればいいですか?
用途によって予算は変わります。10万円前後なら入門・カット編集中心の用途に向き(11位DARUMAPCや12位・13位NEWLEAGUEなど)、これから始める初心者に最適です。15万~20万円になるとGPU搭載機が選べ、フルHD編集が本格的に快適になります(3位TITAN GAMING、5位NEWLEAGUEなど)。30万円以上のハイエンドクラスは、4K編集やプロ並みの作業を視野に入れた本格派向けです(1位GALLERIA XA7C、2位マウス G TUNE DGなど)。失敗しないコツは、現在の用途だけでなく将来の展望も踏まえ、「少し余裕のあるスペック」を選ぶこと。これにより長く快適に使い続けられます。
Q6. SSDの容量はどれくらい必要ですか?口コミではどう言われていますか?
動画ファイルは非常に大きく、とくに4K素材は数分で数GB~数十GBに達するため、ストレージは最低512GB、できれば1TB以上のNVMe SSDがおすすめです。口コミでも「最初は512GBで十分と思ったが、素材がすぐ溜まって足りなくなった」「1TBにしておいてよかった」という声が多く見られます。デスクトップはストレージの増設がしやすいため、内蔵SSDを作業用にし、外付けや増設ストレージを素材保管用にする運用も人気です。素材の読み書きや書き出しの速度に直結するNVMe SSDを選んでおくと、作業全体の快適さが大きく向上します。
まとめ
ここまで、動画編集・YouTube向けデスクトップパソコンの選び方と、おすすめ5選をランキング形式でご紹介してきました。改めて、動画編集用パソコン選びで重視すべきポイントは、(1)書き出し・エンコード速度を左右するCPU(Core i7・Ryzen 7クラス)、(2)タイムラインを安定させるメモリ(最低16GB・4Kなら32GB)、(3)大容量で高速なNVMe SSD、(4)プレビュー・書き出しを支援するGPU(RTXシリーズが有利)の4点です。この4つのバランスが取れた1台こそ、サクサク快適に編集できる理想の編集機と言えます。
総合1位は、4K編集も快適にこなす最強機GALLERIA XA7C(Core i7-13700F・RTX 4070 Ti・32GB・1TB)。本気でYouTube活動に取り組み、妥協のない編集環境を求めるなら、まず検討したい1台です。コスパ重視ならTITAN GAMING(32GB+RTX 5060)、国産の安心感を求めるならマウス G TUNE DG、入門用にはDARUMAPCやNEWLEAGUEのエントリー機と、予算や用途に応じた選択肢が揃っています。
大切なのは、自分の編集スタイル(フルHDか4Kか、ライトか本格か)と予算、そして将来の展望を踏まえて、最適な1台を選ぶことです。拡張性の高いデスクトップなら、購入後にメモリやSSD、GPUを足して性能を伸ばしていくこともできます。本記事のランキングと選び方を参考に、あなたのYouTube活動や動画編集を加速させる、最高の相棒を見つけてください。快適な編集環境は、作品づくりのモチベーションと作業効率を確実に高めてくれるはずです。






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